宮城県の温泉

2016年1月25日 (月)

温泉番付で東の横綱に認定された、みちのくの名湯「鳴子温泉」

宮城県の温泉の中で唯一、鳴子温泉(なるこおんせん)を紹介していなかったので、改めて紹介したいと思います。

鳴子温泉は、奥州三名湯の一つであり、近年は「旅の手帖」が主催した温泉番付にて東の横綱と認定された名湯であります。ちなみに、奥州三名湯は他に福島県の飯坂温泉と宮城県の秋保温泉です。温泉番付の西の横綱は、別府温泉でした。

鳴子温泉

鳴子の温泉が湧き出したのは、826年に起きた鳥屋ヶ森山の噴火によるものです。さて、鳴子温泉の特徴といえば、やっぱり豊富な泉質と湯量だと思います。そして、硫黄の強いにおいですかね?あのにおいを嗅ぐと効いてるという感じがします(笑)

単純泉、硫黄泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉など様々な泉質のお湯を楽しむことができます。

鳴子温泉は、鳴子温泉駅前を中心として沢山の旅館やホテルが立ち並んでいます。大きな温泉旅館もあるし本格的な湯治宿や共同浴場もあります。すべて源泉かけ流しで50軒以上もの施設が存在しています。

日帰りの入浴施設も充実していますし、湯めぐりチケットも販売されています。共同浴場の「滝の湯」と「早稲田桟敷湯」は料金もかなり安いのでおすすめですよ。

その他、鳴子といえば、「鳴子こけし」が有名ですね。お土産やこけし作りの体験など温泉街を観光しながらぶらぶらしてはいかがでしょうか?

【場所】
宮城県大崎市鳴子温泉

【温泉泉質】
硫黄泉、芒硝泉、重曹泉、食塩泉など

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2013年12月22日 (日)

ぬるぬるした感触が特徴!うなぎ湯「中山平温泉」

鳴子温泉郷の中に含まれる中山平温泉(なかやまだいらおんせん)という温泉地を紹介します。

鳴子温泉郷では、一番西側に位置しており、鳴子温泉の街を過ぎてトンネルを抜けるとすぐあります。ここは、豊かな自然の中にある温泉で、紅葉の美しい鳴子峡や黒森山などがあります。なので、四季折々の美しい風景を見ながら温泉につかりたい方にぴったりの温泉です。

温泉の湧出量も鳴子温泉郷の中ではナンバー1です。豊富な湯を使った熱帯植物園まであります。

宿泊施設や湯治専門も日帰り入浴の施設もあります。現在、12軒の宿が存在するようです。大きな旅館はありませんが、中規模の旅館が多い感じですね。日帰り入浴施設は、公衆浴場の「しんとろの湯」が人気高いです。

中山平温泉の湯は、炭酸水素イオンや炭酸イオンを多く含んでいて、ぬるぬるした感触が特徴です。これは、高アルカリの湯だからなのですが、その感触から「うなぎ湯」と呼ばれているようです。

【場所】
宮城県大崎市

【温泉泉質】
硫黄泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉

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2013年12月21日 (土)

間欠泉や地獄谷があり野湯も楽しめる「鬼首温泉」

鬼首温泉(おにこうべおんせん)といえば、間欠泉があります。

間欠泉とは、空に向かって熱湯が吹きあがる温泉のことで、日本では、鬼首温泉の他に川俣温泉(栃木県)や上諏訪温泉(長野県)などあります。ただ数は少なくて、全国でも10か所ぐらいしかありません。

そんな間欠泉のある鬼首温泉は、全国的にも有名な鳴子温泉のすぐ近くにあります。鳴子温泉の北側に位置します。ちなみに鬼首温泉郷は、轟温泉・神滝温泉・宮沢温泉・吹上温泉・荒湯温泉の集合体、総称です。

鬼首温泉は、湯量や泉質も豊富です。間欠泉だけでなく、地熱がとても高いところにあるので、地獄地帯もあります。また、野湯も楽しめます。

鬼首温泉に泊まるなら・・・

宿泊施設や日帰り温泉施設も種類が多く充実しています。一番賑わっているのは、間欠泉近くにある吹上温泉のあたりです。ここは、宿泊施設もかなり多いです。

自然の眺めが抜群でおすすめなのが轟温泉です。鬼首温泉の中では一番の歴史ある温泉で、荒雄川沿いにある静かな河畔にあります。ゆっくり自然の中で過ごしたい方におすすめです。

【場所】
宮城県大崎市

【温泉泉質】
単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉

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2013年12月18日 (水)

野趣あふれる露天風呂をもつ旅館が点在「作並温泉」

仙台の奥座敷と呼ばれる温泉は二つあります。

ひとつが先日紹介した秋保温泉です。そして、もうひとつが本日紹介する作並温泉(さくなみおんせん)です。

作並温泉も秋保温泉と同じく大きな老舗旅館があります。秋保温泉ほど沢山の旅館があるわけではないですが、国道48号線沿いの作並街道に数軒の立派な旅館が点在しています。昔は作並温泉の方が仙台の奥座敷と呼ばれていて秋保温泉より賑やかだったそうですよ。

作並温泉は、広瀬川の上流にあり山形県と宮城県の県境に位置しています。新緑の季節や紅葉の時期は眺めも最高です。

源泉は多く、広瀬川の川床にあります。作並温泉の旅館は趣のある露天風呂を持っているところが多いです。作並で一番歴史のある「鷹泉閣 岩松旅館」の露天風呂(天然岩風呂)は、河畔にあって野趣あふれる感じです。ただし、混浴ですが・・・カップルや夫婦にはいいかな?



一応、作並温泉の歴史についても紹介しておきますね。721年に行基が発見したという言い伝えもあるし、1189年に源頼朝が発見したという言い伝えもあるそうです。一体、どちらが本当なのか?まぁ、どちらにしても歴史がある温泉で間違いないですけどね。

【場所】
宮城県仙台市青葉区

【温泉泉質】
単純温泉、硫酸塩泉

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2013年12月17日 (火)

日本三名湯のひとつ「秋保温泉(あきうおんせん)」

仙台に奥座敷にある秋保温泉は、『日本三名湯』『奥州三古湯』と呼ばれる歴史ある名湯です。昔は「名取の御湯」とまで呼ばれた皇室の御料温泉のひとつでした。

ちなみに『日本三名湯』は、秋保温泉のほかに道後温泉と有馬温泉です。全国的に超有名なふたつの名湯と並び称されているのは凄いことですよね。『奥州三古湯』は、秋保温泉と鳴子温泉と飯坂温泉です。こちらも中々凄いメンバー(!?)です。

秋保温泉は、イメージ的に温泉地の中でも高級感のある感じがします。老舗の大きな旅館が立ち並び、仙台市の中心部からも近いので利用客もかなり多いです。高級ホテル、高級旅館、離れのある旅館に泊まりたい方は秋保温泉ならきっと希望通りの宿泊施設をみつけられるはずです。ただ、高級ホテル・旅館だけでなく、バブル崩壊後は、高級旅館から低価格サービスへと方向転換をはかった旅館もあり旅館選びの際は、選択肢が増えたのではないでしょうか?

温泉の効果としても絶大です。有名なエピソードとしては、欽明天皇が天然痘にかかり、この湯の評判を聞き取り寄せて入浴すると数日後に全快したそうです。天皇はなんと、その喜びを歌に詠んだ程です。また、この地を治めた伊達藩の湯治御殿でもありました。

【場所】
宮城県仙台市太白区

【温泉泉質】
塩化物泉、硫酸塩泉

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2013年12月14日 (土)

アルカリ性単純温泉の秘湯「二口温泉」

仙台の奥座敷と呼ばれる秋保温泉をもっと西側に進むと二口温泉があります。名取川の最奥に位置する温泉です。

秋保温泉郷から渓谷沿いをずっとひたすら走ると山の中に1軒の宿があります。この二口温泉で唯一の宿 『磐司山荘 (ばんじさんそう)』です。二口温泉の泉質は、アルカリ性単純温泉であり源泉かけ流しを楽しめます。ちなみに日帰り入浴もやっています。秋保の秘湯の名にふさわしい名湯ですね。 ただ、宿やお風呂は古いかなぁという感じがしますが、それも又、風情があっていいかもです。

効能としては、湿疹や関節痛、美肌効果とありました。

観光としては、近くに秋保大滝や磐司岩や二口峡谷があります。

【場所】
宮城県仙台市太白区

【温泉泉質】
単純温泉

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2013年12月12日 (木)

渓谷沿いにある風情豊かな白石「小原温泉」

宮城県白石市にある小原温泉(おばらおんせん)を紹介しますね。

小原温泉は、前回紹介した白石温泉をもっと山側に入っていくとあります。白石温泉も小原温泉も国道113号線沿いにある温泉なんです。国道113号線は、別名を七ヶ宿街道と言います。小原温泉に行く道路は、渓谷が続いていて紅葉の時期や新緑の時期は凄く眺めが良いです。遊歩道もあるので、温泉だけでなく景色を楽しむのもおすすめですね。

小原温泉の泉質は、単純温泉硫酸塩水です。それと、眼に良い温泉としても有名で「目に小原」と呼ばれていたそうです。温泉の発見は、平安時代の終わりという事なので、かなり歴史が古いですね。何でも源義経の家来であった常陸坊海尊が発見したそうですよ。(弁慶ではないです。笑)

白石川上流に湧く温泉であり、川沿いに現在は3軒の旅館があります。10年前ぐらいは5軒の旅館があったようですが、なくなってしまったのでしょうか?当時の旅館はすべて露天風呂を持っていたそうですよ。

又、宿泊しなくても小原温泉には共同浴場が存在します。市営の「かつらの湯」と言って、遊歩道沿いにあり渓谷の岩の背にある何とも風情溢れる岩風呂になってます。たったの200円で利用できるので、これはもう入るしかないですよね♪

【場所】
宮城県白石市

【温泉泉質】
単純温泉、硫酸塩水

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2013年12月 7日 (土)

城下町の散策と静かな温泉を楽しむ「白石温泉」

宮城県白石市にある白石温泉は、国道4号線や高速道路、新幹線などからの交通の便もよく、山合いに多い温泉に比べるとかなりアクセスが良い立地にあります。温泉の泉質は、塩化物泉です。 ここの温泉は、とくに神経痛やリウマチに良いそうです。

白石温泉の周辺は、田んぼが広がり白石川があって静かな時を過ごすのにもとても良い場所だと思います。 遠くには、蔵王の山々がみえて眺めも抜群です。

白石温泉の宿泊施設は、1軒しかありません。 『白石温泉 薬師の湯』です。ここは、昔の「かんぽの宿白石」で平成18年頃に市が買い取り、社会福祉法人が譲り受けたみたいです。なので、健康促進など福祉にも力を入れているようですね。宿泊料金も土日祝日も平日と変わらず、また低価格で良心的です。日帰りも利用できます。



白石市の観光地には、伊達政宗の重臣・片倉小十郎が領主だった白石城があります。近くにある武家屋敷も見学できます。温泉を楽しみながら昔の城下町を散策してみてはいかがでしょうか?

【場所】
宮城県白石市

【温泉泉質】
塩化物泉

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2013年12月 5日 (木)

切り傷に効く奥羽の薬湯「鎌先温泉」

宮城県南部の温泉紹介が続いてますが、今回も同じく宮城県南に位置する鎌先温泉(かまさきおんせん)を紹介したいと思います。

鎌先温泉は、塩化物泉の温泉で、ここも歴史のある温泉です。鎌先温泉の名前の由来が面白く、1428年(正長元年・室町時代です)に里人が鎌の先で掘り当てたらしいです。

温泉宿は現在5軒あり閑静な温泉郷になっています。一番古い温泉宿は「湯主一條」です。ウィキペディアによると、湯主一條の祖先は、京都のお公家さんで、戦国大名・今川義元の食客だった。しかし、桶狭間の戦いによって東北の地に逃げ延び傷を癒すために湯に入ったところ治ったそうです。そして、弓矢を置いて温泉宿を開くようになったとか。

鎌先温泉は、このように切り傷を治す効果がある事から、「奥羽の薬湯」として昔から湯治客が多かったそうです。それからもう一つ、ここは、弥次郎こけしの里でもあります。

【場所】
宮城県白石市

【温泉泉質】
塩化物泉

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旅館は、現在ある5軒すべて載せてみました(笑)

2013年12月 4日 (水)

仙台藩主・伊達政宗の御殿湯だった「青根温泉」

本日紹介する温泉は、青根温泉です。

前回紹介した遠刈田温泉の近くにあり仙台からも割と近い場所にあります。花房山の東山麓に沸いている温泉で、湯の量も多く硫酸塩泉の源泉かけ流しを楽しめます。三方は、蔵王連峰に囲まれているのですが、東側が平野に向かって開けています。なので、天気が良いと山合いの温泉にしては珍しく遠い海(太平洋に浮かぶ牡鹿半島など)を見る事ができます。

この青根温泉の特記すべき事は、この地をおさめた伊達政宗の御殿湯だった事です。伊達家では代々、この名湯を利用してきたと言う事ですね。伊達家には、青根温泉の他に東鳴子温泉にも御殿湯があったそうです。

温泉宿は数件しかなく、大きな温泉街ではないですが、日帰り専用の温泉施設「じゃっぽの湯」があります。宿泊より日帰りで利用する人のほうが多いのかもしれませんね。

そういえば、今は閉鎖してしまった共同浴場「名号湯」は、南無阿弥陀を唱えながら入浴すると病気が治ると言われていました。なくなってしまったのは残念ですね。もうひとつ閉鎖された共同浴場「大湯」は、歴史がある名湯だったので復活の声が上がり、「名号舘」の宿泊者のみ利用可能になったようです。

【場所】
宮城県柴田郡川崎町

【温泉泉質】
硫酸塩泉

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